現在の人間ドックや健康診断は、病気の早期発見のために行います。
病気の早期発見は治療の成功率や医療費抑制にとっても、とても大事なことです。栄養医学が発達してきた今、もう一歩進んだ新しい形の人間ドックがあっても良いと私は考えています。
昨年から開始した新しい形の人間ドックは、体内の栄養バランスの崩れを可能な限り
「可視化」させることで
「病気になりにくい身体」を作り
現在の病気の改善を助ける「大人の食育」を実行したくなるように
短時間でしかも身体的負担が少ない最新の医療機器を使った人間ドックです。
この新しい人間ドックには、病気改善に向けて個別性のある食事のアドバイスを受けたい人のみでなく、今の医学で原因のはっきりしない身体の不調のある方も来られています。この人間ドックに、再び細胞の中から若返って美しくなってほしいというアンチエイジングの意味を込めて
ReBeauty人間ドックと命名しました。
実際このReBeauty人間ドックを始めてみると、体内の栄養バランスに問題のある方が私の想像以上に多く驚かされます。
私はこういう形の人間ドックが広がることで正しい個別性のある食育が進み、健康寿命を延伸できると考えています。最初に受診された37歳の女性は、食事の改善と少量の医療用サプリメントで半年後に栄養バランスが改善したころから、様々な不定愁訴が改善しはじめ大変喜ばれています。
(循環器専門医、米国NTI認定栄養コンサルタント)