【肥満と妊娠の関係とは?!】
妊娠しにくい原因は様々あり、肥満=不妊ではありません。
肥満により妊娠できにくくなっている方がいることも確かです。
最近の研究では、肥満によって内臓脂肪が増えると
脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンというタンパク質が減少し
卵巣の皮が厚くなり、卵子がうまく育たなかったり排卵しにくくなることがわかっています。
また、肥満になると血液の巡りも悪くなりがちになり、身体が冷えやすくなります。
血の巡りをよくして、身体を冷やさないようにするのも
妊娠・出産に向けて行う大事な取り組みです。
【肥満も原因?!】
さらに、肥満の人に多く見られる偏った食事も
生理周期の乱れなど、妊娠しにくい身体をつくる原因になってしまいます。
また肥満により卵巣内に卵細胞がたくさんあるのに
排卵が起こりにくい状態となるPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)になる可能性もあります。
【PCOSとは?!】
英語名称の「polycystic ovary syndrome」を略し、PCOSと呼ばれます。
PCOSによる排卵障害や無排卵が不妊の原因になり得るとされていますが
どの程度妊娠の妨げになっているかはさまざまなケースがあり
自力で排卵ができて自然妊娠できる場合もあれば、治療が必要な場合もあります。
【PCOSの自覚症状】
◎PCOSの自覚症状には、
・排卵が起こりにくいことによる月経不順や無月経
・男性ホルモンの増加による多毛、ニキビ、低音声など
・黄体ホルモンの分泌不全による月経過多、出血が止まらないなどの症状
があります。
早めに対策されることをおススメします。
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ホリスティキュアメディカルクリニック
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