便秘があると、なぜいけないのでしょう?
便秘は、例えていうなら生ごみをお腹の中にためている状態です。
体に良い物を食べても栄養がきちんと消化・吸収・代謝できなくなることがあるからです。
その影響で様々症状が現われやすくなります。
便秘の時に、食物繊維を摂取するとよいということはご存じですよね。
でもこの食物繊維は、日本人は不足しています。このことをご存じですか~?
以前、食物繊維は役に立たないとの説もありましたが、近年は、有効性が指摘され
1日の目標摂取量は、成人男性20g以上、女性なら18g以上の食物繊維を摂取する
ことが望ましいと言われています。
食物繊維には、2種類あります。
水に溶ける水溶性食物繊維、水に溶けない非水溶性食物繊維です。
どちらかの食物繊維に偏らず、それぞれの食物繊維を摂取する方がいいですよ。
その時、注意してほしいことがあります。
腸内環境が非常に悪化しているときに、食物繊維を多量に摂ると、消化がうまくいかず、
かえって体調が悪くなる場合があります。その場合は、水溶性食物繊維を少しずつ摂取してみましょう。
腸内環境を悪化させる要因として有害重金属の蓄積があります。
この有害重金属の蓄積を検査する『オリゴスキャン検査』。
私も調べましたが、いつの間にか、体に有害重金属が蓄積されていたのにびっくり!!
その後、有害重金属のデトックスに日々励んでいます。
次回の検査で、有害重金属がどのくらいデトックスしているか楽しみ!!
(※オリゴスキャン検査については、6月9日のブログをみてくださいね!)
≪腸内環境が悪化しているときの症状≫
下痢、便秘、ガスが良くでる、ガスのにおいがきついなど
≪水溶性食物繊維の食品≫
リンゴ、ミカンなどの果物、イモ類、海藻、こんにゃくなど
≪非水溶性食物繊維≫
きのこ類 大豆 ゴボウ シリアルなど
便秘が改善しない場合は、自己流の対処ではなく、
医療機関を受診し、原因にあった治療を受けることが大切です。
癌や腸の病気による便秘もあります。
便が細くなったり、黒色便が出たり、便に血が混じったり、下痢便秘を繰り返したり、
腹痛などがある場合は、早めに医療機関を受診しましょう!!
また、市町村で行われている大腸がん検診も毎年受けましょうね!