細菌腸疾患が増えています。
腸の病気には、腫瘍性腸疾患(大腸がんなど)、原因の明らかな炎症性腸疾患、原因不明の炎症性腸疾患、機能性腸疾患がありますが、その全てが増加しています。
腸には、人の体を守っているリンパ球の60%以上が集まる「最大のリンパ組織、免疫組織」です。
また、体の中の小さな血管の55%が集まっているところでもあり、生体内「最大のホルモン産生」をしていることがわかってきました。
そのため、腸は、消化器のみならず、全身を制御する大事な組織ということが分かってきて、「第二の脳」とも呼ばれます。
毎朝の「快便」は医学的にもとても意味があることなのです。