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認知症を正しく理解しよう⑨2014年2月4日

【ISHカレッジ:美学セミナーNo.9】
(担当:まさこメディカルクリニック 松岡)

 

認知症を正しく理解しよう⑨

 

●認知症の人と接するときの心がまえはどんなこと?
①こころのバリアフリーを
足の不自由な人は、杖や車いすなどを使って自力で動こうとします。
しかし、認知症の人は、自分の障害を補う「杖」の使い方を覚えることができません。
認知症の人への援助には障害を理解することが大切です。
その上でさりげなく援助できる「人間杖」が必要といわれています。
援助する際は、その方の後から声をかけると驚かれるので、必ず目線を合わせてゆっくりと話かけましょう。

 

②かかわる人の心がまえ
認知症の問題は、介護も問題だと考えるのをやめましょう。
誰でも自分や家族が認知症に可能性があります。
認知症という「病気」のことを理解したうえで、自分だったら、どう生き抜くかということを考えなければ、認知症の人の支援は難しいのです。
「認知症の人」がいるのではなく、自分の友達のAさんが認知症となっただけという現実を受け入れ、友人としてAさんの認知症の障害を補いながら、今までどおりに付き合いができるとことが望ましいです。

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